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命の水!偉大な功績を残した中村医師はどんな人?砂漠を緑地化へ

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 先日、中村哲という1人の偉大な医師が亡くなりました。

私は日本に住んで平和が当たり前なのですが、世界は違います。

中村医師は医師を超えた多大なる功績を残されました。

中村医師の家族や経歴

 中村哲さんは九州大学医学部卒業の日本の医師。

ペシャワール会現地代表であり、ピースジャパンメディカルサービス総院長。

アフガニスタンではカカ・ムラドとも呼ばれる。  引用:ウィキペディア

 

 1946年9月15日福岡県福岡市生まれ
趣味は登山と昆虫採集。
プロテスタントのクリスチャンですが他の宗教にも敬意を払うお人柄でした。
ご結婚もされていて5人の子供さんがいらっしゃいます。
奥様は福岡県大牟田市の自宅で帰りを待っていたとか。
 寄付金などは一切もらわず講演会や病院勤務の給料などで家族を養っていたという本当に崇高な方です。
 

中村医師の功績

中村哲さん、自ら重機を扱い井戸を掘りました。

今では全長25キロの用水路ができ、16500ヘクタールの砂漠が緑地になりました。

また、現地の人がずっと用水路を維持する事ができるように教科書も作成されていたとか。 

「薬で飢えは解決できない」「生きておれ、病は後で治す」とまずは「命の水」を確保することを優先しました。

何億円という資金を寄付だけで補い危険な地域で外国人が用水路を作る、私たちが思うよりはるかに大変なことだったと思います。

海外の反応

 中村医師はアフガニスタンから市民権も与えられており、絶大な信頼を得ていました。

そりゃそうですよね、30年もアフガニスタンの支援をしてきました。

「誰も行かないなら俺が行く」

かっこいいです。

ペシャワール会とは?

もともと中村医師を支援するために結成された組織ですが、日本からも多くの寄付金が集まり、それを元に27kmの用水路建設を開始しました。

活動内容は医療事業、水源確保事業、農業計画から成る「緑の大地計画」。約300人の現地会員と約12,000人の会員で支えられています。

パキスタンでの医療活動に取り組んでいた医師の中村哲を支援するために1983年に結成された非政府組織。現在はパキスタン北西辺境州および国境を接するフガニスタン北東部で活動している。引用:ウィキペディア

まとめ

 中村医師は「憲法9条が守ってくれる」と言っていました。

世論では色々な意見が飛び交っていますが、ただただ、安心して暮らせる世の中になったらいいなぁと思います。

世界が平和になるように願った中村医師は「平和に武器はいらない」「家族と一緒に暮らし、食べる事ができる。それだけでアフガニスタンの人たちは満足してくれて紛争も収まっていく」としばしば言っていました。

自分の送る日常がどんなに幸せかを深く深く再認識しました。