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【eBay輸出】発送除外国を決める基準と設定方法

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私は何度か「世界中の人にカメラを販売しています!」と言いましたが、厳密に言うと、発送できない国やしないほうがいい国もあるので「一部の国と地域以外の世界中の人にカメラを販売しています。」が正確な発言となります(笑)。

今回は、発送できない国や、発送できるけど私が個人的に発送しない国とその理由を教えちゃいますね。

発送方法の種類

EMS(国際スピード郵便)

到着まで2〜4日。

2万円までは無料で保証がついており、それ以上は2万円毎に50円が追加される。

取扱国は120以上の国や地域で、国際郵便の中で最優先に取り扱われます。

国際eパケット

到着まで5〜7日。

2KgまでならEMSより安く送る事ができます。

6,000円までの無料保証付です。

SAL便(エコノミー航空)

到着まで6〜13日。

船便より早く、通常の航空便よりはお安いサービスになります。

ブラジルのバイヤーさんにSAL便で送るように頼まれた事があります。

理由を尋ねると「EMSは全て箱を開けてチェックする。SAL便だと荷物を開けられる事がないので関税を請求されない。」と言っていました。

「え?本当に?」と思いましたが「なんども日本からSAL便で送ってもらっているが、無事に届くし保証がないのもわかっているから大丈夫!」と何度もお願いされたのでSAL便で送ったら無事に届いたようです。

お礼のメールとポジティブフィードバックをくれましたが私からすると、ちょっと都市伝説みたいな感じがしました。

船便

到着まで1〜3ヶ月。とにかく安いですが船で運びますので時間がかかります。

私は、カメラを販売して船便で配送することはありません。

その他

DHLやFedEx(フェデックス)などもありますが、日本郵便だけで事足りているので、私はそれらの会社は利用した事がありません。

何度か、バイヤーからDHLやFedEXで送れないの?と聞かれた事があります。

理由を尋ねると、「ジャパンポストから引き継ぐ自国の郵便局の対応が悪すぎるから。」と言っていました。でもEMSで送りましたけどね(笑)。

世界の配送事情

何年か前にテレビで、世界の荷物を配達する様子を隠しカメラで撮った様子を放映していました。その時はカメラの輸出をしていなかったので、テレビを見て大笑いをしていたのを覚えています。「外国すごーい!」みたいなノリでした。

今は、笑えません(笑)。今は、配送を外注業者さんに頼んでいるので、パーフェクトに梱包して送ってはくれます。バイヤーさんからも「パーフェクトな梱包」とよく褒められます。

しかし、明らかに日本国内より配送事故が多いですね。私も何度かありました。

何年か前のテレビ番組の中で配送業者は配送物を庭の外から玄関に向かって投げて配達していました。そりゃ壊れるわ。

知合いの配送事故は明らかに車のタイヤで荷物を踏んでいました。それを普通に受け取って知合いのセラーに「壊れている!」と写真付きでクレームを入れてきたのですが、「なぜその時普通に受け取ったのか」が謎です。

配達スタッフのそういう行動にもびっくりですが、追跡番号が更新されない問題も多々あります。

EMSにおいては主要国ではだいたい更新してくれますが、国際eパケットは更新してくれない国があります。個人的に私はカナダへの発送は全てEMSで送ります。確かに国際eパケットの方が安いですが、追跡が更新されないので、もしもの時を考えてEMSで送るようにしています。

私が発送除外国を決める基準

基本的に紛争が起きていたり、インフラが整備されていなかったり、送料が高い地域は重いカメラの販売はNGにしています。

詳しく説明しますと、まず、APO/FPO(米軍基地)はNGにしています。理由は、米軍基地って日本とアメリカだけにあるわけではありませんよね。紛争地域などにある場合、無事に届くか心配ですしEMSが使えない地域も多いです。

中東はサウジアラビアとアラブ首長国連邦以外はNGにしています。やはり紛争が起きていると荷物が届くかどうか不安なので。

アフリカ大陸はエジプトと南アフリカ以外はNGにしています。紛争がなくても荷物が届くか不安ですし、EMSが使えない国が多いです。エジプトと南アフリカはお金持ちも多く、インフラが整備されているので除外していません。

南アメリカは配送料が高いので重いものや高額なものはNGにしています。

最初の頃は、たくさん販売してアカウントを育てたかったので、南アメリカでも日本からの荷物を受け入れてくれる国や地域は全てOKにしていました。

そんなに頻繁に売れるわけではありませんが、南米はNGにしている人が多いので、ちょっと高くても売れたりします。

現在は、「もしも返品になったら・・・」と考えるととても怖いので(往復送料はセラー持ちにしているので)NGにしています。

あと、インドは基本的に中古機械の輸入禁止なのでNGにしています。最初の頃知らずに除外していませんでしたが1度も売れたことはありませんけどね(笑)。

あとは「細かい質問やクレームを行ってくる人が多いなぁ」と思う国をちらほら除外しています。100%私の個人的な感覚ですね。

発送除外国設定方法

 除外国設定方法は、出品の時に設定する事もできますし、「Exclude shipping locations」で前もって一括登録する事もできます。

私は、販売する商品によって除外国を微妙に変えているので出品時に個別登録します。

下の図は出品ページのです。

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「Create exclusion list」をクリックします。

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除外したい地域にチェックを入れるとその地域全ての国が除外されます。

【Show all countries】をクリックすると全ての国を見ることができますので、チェックを入れたり外したりして除外国を選定してください。

右下の「Save and close」をクリックすると除外国の設定完了です。

まとめ 

国により郵便事情が違ったり紛争が起きていたり、様々な理由で商品が届くか不安になります。その後の手続きや、バイヤーへの対応する時間などを考えたら最初から発送除外国として販売しないほうが賢明です。

ちなみに、「日本」を除外国にするとライバルセラーに自分の出品を真似されることは無くなりますが、自分でも自分の出品ページを見る事が出来なくなってしまいますよ!