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eBay輸出でカメラは売れない?売れる仕入れのコツと売る方法

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 ebayでカメラを輸出していると、売れる人と売れない人が出てくるのは確かにあります。ただ、カメラを仕入れて出品すれば何でもすぐに売れるわけではありません。

カメラ自体はすごく人気のある商材なので売りやすいですが、カメラ全てがすぐに売れる訳ではありませんし少しは考えながら仕入れをしないと長期在庫になったり、なかなか売れないといった現象が出てきます。売れているのになぜか資金繰りに詰まったり・・・。

「ebayでカメラを出品しても売れませんよね。」と言う声を聞く事がありますが、私の答えは「売れるものを売れるように考えて出品するので売れます(笑)。」当たり前の事何ですけどね。

売れる人を見ていると共通する事がたくさんあります。今から私がお伝えする「売れる仕入のコツと売る方法」は売れる人が共通してやっている事です。無意識でされている方もいれば考えて考えてされている方もいます。

 ぜひあなたもこの考えでを参考にして仕入れや出品をしてみてください!きっと売れ方に違いが出てきます!

売れる仕入れのコツ

売れる仕入のコツって細かく言えば結構あるのですが、まずは売れる時期と売れない時期の仕入れについて考えてみてください。

毎月コンスタントに売上をあげることも大事ですが、どうしても月によって売上高と売れる種類が違ってきます。時期によって仕入れる商材と量を調節してあげなくてはいけません。ちょっと下の図をみてください。

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大まかですが私の経験上、年間の売れ方はこんな感じかなーと思います。

12月が年間最大の市場売上を出します。

11月から徐々に売れやすくなり、1月まで売れやすい時期が続きます。

3月も消費税還付があったり、気候が良くなると撮影機会が増えるためか、日頃は売れるまでに長時間を要するカメラのレンズなどが売れやすくなります。

8月は外国の方は長期夏休みをとる方が多いので金銭的に渋くなりますね。夏休みの1ヶ月間を海外で過ごされる方も少なくないです。

9月はバカンスの後の新学期なので子育て家庭は財布の紐が硬くなるイメージです。

10月から12月

私は1年スパンで仕入れを考えた場合、12月をメインに考えます。12月はクリスマスプレゼントとしてカメラを購入する人も多いので箱付きの綺麗な20〜30万円のカメラとレンズのセットが飛ぶように売れたりします。

日本のクリスマスシーズンも売り上げは上がりますが、外国のクリスマスシーズンは想像以上です。メールを頂く事も増えるのですが、外国の方って楽しみ上手が多いですよね。あまりにも感覚の違うハイテンションなお礼のメールなど、良い意味でカルチャーショックを受けます。とても素敵です。「神のご加護を!」なんて日本じゃ言いませんもんね。

話が逸れましたが、安価なレンズから、高価なカメラセットまで様々なものがよく売れますので12月を戦うためには10月から仕入れを積んでいきます。

年間通して見た時、10月の仕入れ在庫は最大になります。11月は定番の取りこぼしがないように引き続き仕入れを積み上げますが、12月半ばで一旦、仕入れはストップして売れ方と資金繰りの様子を見ます。

1月から3月

1月もまだまだ売れますが、12月ほどの勢いは無くなりちょっと静かな2月に突入します。2月は全体的に消費が少なくなる月ですが3月にはなぜか望遠レンズなどが売れますので定番商品と望遠レンズを準備します。

4月から7月

4月から7月は売れなくはないですが爆発的なこともないので、定番商品を切らさず売上を落とさないようにバランスを見ながら仕入れをします。

前年度、ebayで輸出をやっていると5月くらいに消費税還付があります。まとまった金額が還付されますので仕入れに対して気持ちが緩くなりがちです。気を引き締めて無駄な仕入れをしないように気をつけましょうね。これ、すごく大事です。

8月から9月

8月9月は10月の最大仕入のための資金を作るために、在庫を売りさばきます。在庫量が年間で1番スリムになる時です。仕入れに関してはほぼ定番商品がメインになります。

 

1年間の仕入れと売上のバランスはこんな感じで考えます。その時に売れやすい種類のカメラを仕入れますし、全体的に消費が悪い時は定番商品を仕入れたりします。

売れる時期に合わせて1〜2ヶ月前から準備するとベターですね。なるだけ販売ロスは減らして在庫の回転をあげたいところです。

 

売る方法

カメラとレンズの組み合わせや付属する小物類について考えた時、やはり標準レンズとのセットが売れやすいです。速写ケースやストラップ、グリップなどを付属しても売れやすくなります。”お得感”を出すこともできますし、そういう小物もそうそう新品でないのである意味貴重な備品なります。

レンズには標準レンス、広角レンズ、望遠レンズがあります。私はカメラを始めた頃、このレンズの数字を覚える事ができず、下記のような一覧を自分で書いてカメラ屋さんへ持って行っていました。ちょっとカンニングペーパーです(笑)。

Mamiya RB67: 127mm 、90mm(準標準)

Mamiya RZ67: 110mm

Mamiya M645: 80mm

Mamiya Press: 100mm、127mm

Zenza Bronica: zenzanon 80mm、nikkor 75mm

HasselBlad: 80mm

Contax G: 45mm 、35mm(準標準)

Pentax 6x7 67: 105mm

Minolta CLE: 40mm

NikonやCanonの一眼レフカメラ: 50mm

 

標準レンズから覚えていけば広角、望遠、レアレンズへと広げていきやすいと思います。ボディとレンズのセット物を仕入れる時に、標準レンズ付きとそうでないレンズ付きの価格には差が出ますので覚えておく必要があります。まぁ、何ヶ月かやっていると嫌でも覚えますけどね(笑)。

レアレンズというのは、例えばMamiya M645 の標準レンズはsekor C 80mm f/2.8です。同じ80mmでもsekor c 80mm f/1.9というレンズがあります。さらに明るいレンズですね。

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80mm f/1.9 高級レンズです。

↑これはちょっとしたレアレンズです。

他にも数が少なく珍しいレンズがたくさんあります。程度が良ければ高値で売れることは間違いないのですが、程度が悪くてもボチボチの金額で売れるレンズが結構あります。ちょっとしたお宝探しみたいで楽しいです。

広角レンズは交換レンズとして人気ですね。標準の次に購入される事が多いのは広角レンズです。望遠レンズは広角レンズに比べると少しゆっくりな感じがします。

広角レンズや望遠レンズなど、古いレンジファインダーは標準にしか対応していない時があります。そういう時は外付けのファインダーをセットにしてあげると売れやすくなります。

レンジファインダーカメラやコンパクトカメラや一眼レフカメラに関しては、ケースに入れたまま撮影ができる速写ケースなどをセットにしてあげると喜ばれますね。

まとめ

売れる時期の認知とその時期に合った商品を仕入れることはとても重要だと思います。

「売れないものをどう売るか・・・」も大事なスキルかもしれませんが、「売れるものを売る」ほうが結果を出すのは簡単です。

商品の組み合わせだったり、売りたい商品の良いところを前面にアピールできるような出品ができるといいですね。写真も魅力的に撮ってくださいね!写真が良いと売上は間違いなく伸びます。

売れないと嘆くより、どうやったら売れるかを考えて実行してみてください。必ず売上は上がりますよ!

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